平戸の大仏修復完了の御礼と寄付者名簿奉納式のご報告

１．平戸の大仏修復完了のご報告と御礼

本年４月より再開いたしました「平戸の大仏（薬師如来坐像、観世音菩薩坐像）」の第二期修復工事（尊様復元）が令和5年8月４日（金）無事完了いたしました。

最終不足金をクラウドファンディングにて募集いたしましたが、目標額１２０万円に対し、１００人の支援者の方から１，２９７，５００円のご寄付を賜り、無事資金調達も済みました。ご寄附を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。

薬師如来の薬壺、観世音菩薩の蓮華、胸飾り宝冠などの荘厳具等の復元なった姿は、次回８月２０日(日)の一般公開(午前10:00～12:00)からご覧いただけます。大勢の皆様のご来場をお待ちしております。

尚、この工事をもちまして、平成３１年３月より続けて参りました平戸の大仏収蔵施設源宗寺本堂及び平戸の大仏仏像二体の再建再興工事のすべてが一応の終了となりました。

足掛け５年に及ぶ長期の修復事業にご寄付を賜りました大勢の皆様、また損得を超えてご協力を賜りました事業者の皆様、そして、手弁当でご支援を賜りました委員会、護持会、自治会の皆様に心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

２．寄付者名簿奉納式のご報告

修復事業の終了にともない、下記三事業の寄附者名簿を作成し、令和５年８月４日(金)、薬師如来坐像の頭部に奉納いたしました。
寄附者名簿は、細川紙技術者協会会長で同技術保持者である内村久子様が漉いて下さいました重要無形文化財「細川紙」に墨書し、漆芸家・牧野麗(うらら)様が作製下さいました「乾漆蒔絵飾箱」に納めて奉納いたしました。その様子は別紙の写真のとおりです。取り急ぎ、ご報告申し上げます。

記