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平戸の大仏修復完結

熊谷市に江戸時代から伝わる3.5mの仏像を後世に残す!

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源宗寺本堂保存修理事業寄附募集趣意書

熊谷市平戸の源宗寺は17世紀初頭に藤井雅楽之助が開基し、本堂内には薬師如来と観音菩薩の二体の「木彫大仏坐像」が鎮座しています。

二体の仏像は台座を含めると約4メートルの規模で、木彫仏として日本最大級を誇り、「平戸の大ぼとけ」と呼ばれています。
二体の仏像が安置される本堂は、古都奈良の東大寺大仏殿に模した形状とも伝わり、仏像の制作と同時代に建立された物と推定されます。

江戸時代半ばに洪水被害を受けた後、建物の丈を下げる改修や壁の補強などを経て、現代に継承されてきた源宗寺本堂ですが、建造物の全体における老朽化が進み、今後、仏像の保存にも支障が生じることが懸念されています。

こうした事態に対応すべく当寺護持会、東竹院、地元平戸地区、事業賛同者、熊谷市教育委員会を中心とした保存修理委員会を結成しました。
令和元年度の保存修理事業の実施に向けて様々な検討を進めておりますが、改修工事には総工費約5千万円を想定とした多額の費用負担が見込まれ、所有護持会などの負担のみでは到底実現し得ない状況であります。

熊谷の文化遺産を未来に継承するための本事業は、現代の今に生きる我々の責務なのではないかと考えております。
本事業に際しまして、皆様のご賛同を頂戴するとともに、工事費用のための寄附募集を行います。是非とも皆様のご協力をお願い申し上げます。

源宗寺本堂保存修理委員会
会長 木島一也