源宗寺本堂保存修理事業決算及び事業経過報告

源宗寺本堂保存修理事業決算及び事業経過報告

皆様方には、源宗寺本堂保存修理事業につきまして多大なるご支援ご協力を賜り、誠に有り難く、心より御礼申し上げます。
さて、皆様のご賛同をいただき昨年事業活動を開始した当委員会でありますが、本年3月末をもちまして一年が経過いたしましたので下記のとおりご報告申し上げます。

1. 決算経過報告

令和2年3月31日現在の寄付金収入額は、22,351,087円に達しました。熊谷市からの補助金収入5,000,000円も入金賜りましたので、総収入は27,351,087円となりました。ここから、仏像調査費等427,420円、趣意書・ポスター印刷費やHP運営費等551,144円などを支払いした残金26,373,608円が本年度への繰越金となりました。
源宗寺護持会の皆様の建築積立金500万円を加えると建築費に充てられる金額は、約3,100万円です。

事業活動計算書(要約版)
平成31年4月1日 ~ 令和2年3月31日
経常収益 寄付金収入 ¥22,351,087
補助金収入 ¥5,000,000
¥27,351,087
経常費用 事業費 ¥427,420
管理費 ¥551,144
¥978,564
当期経常増減額① ¥26,372,523
経常外収益 ¥1,085
経常外費用
当期経常外増減額② ¥1,085
当期正味財産増減額①+② ¥26,373,608

 

貸借対照表(要約版)
令和2年3月31日現在
資産の部 流動資産 預金 ¥26,373,608
固定資産
負債および正味財産の部 負債の部
正味財産の部 ¥26,373,608
¥26,373,608

 

2.事業経過報告及び今後の事業計画

先般ご報告のとおり、将来的には奈良の東大寺を模した現在の意匠を目指すものの、資金面から、今回は、文化財収蔵施設としての最低機能を満たす工事を行う予定でおります。

ただ、新型コロナウィルス感染防止の観点から委員会全体としての活動が、残念ながら、本年2月の打合せを最後に中断せざるを得なくなりました。本年3月末に予定しておりました工事着工もまた延期せざるを得なくなりました。皆様方のご支援を戴き乍らこのような事態になりましたこと、誠に遺憾で忸怩たる思いです。

当面は、秋口からの工事着工を目指し中断していた委員会活動を再開し、平戸の大仏の一般公開も再開する予定であります。何卒、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

末筆となりましたが、皆様方のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。