「仏像移動」ご協力への御礼と 「撥遣式啓白文」掲載のお知らせ

「仏像移動」ご協力への御礼と 「撥遣式啓白文」掲載のお知らせ

12月23日の仏像移動行事には多くの皆様のご参加を賜り心より御礼申し上げます。仏像も本堂も思った以上に劣化が激しく、途中思わぬアクシデントもありましたが、吉備文化財修復所の牧野隆夫先生はじめスタッフの皆様、株式会社大島工務店様のご尽力により、何とか無事に仏像二体の仮小屋への搬出を終えることができました。ご協力頂きました皆様方に心より感謝申し上げます。

当日の様子につきましては、当ホームページのリンク先である「熊谷市文化財日記」のブログをご覧ください。

なお、これに先立ち、12月1日に東竹院御住職の岸世一様により仏像の魂抜き「撥遣式」の儀式を行いましたが、このとき御住職に御奉読戴きました「啓白文」の口語訳ができましたので、撥遣式の「差定(式次第)」、「啓白文(原文)」とともに掲載いたします。

撥遣式につきましても「熊谷市文化財日記」のブログに当日の様子が掲載されておりますので、ご参照ください。

令和2年はコロナに始まり、コロナに終わる年になってしまいました。新しい年が、どうぞ皆様にとって良い年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

この一年、ご協力を賜りまして誠にありがとうございました。また、遅々として進まぬ当事業を暖かくお見守り下さりありがとうございました。心より御礼申し上げます。

令和2年12月31日
源宗寺本堂保存修理委員会
事務局 山川宏之(山川会計事務所内)
電話 048-526-5874

撥遣式

差定

啓白文

啓白文(口語訳)